カメラカー(トレインスコープ)について
レイアウト拡張が一段落して新たな楽しみの一つとしてカメラカーTC-9を用意しました。
車輪からの給電と付属のニカド電池では不安定と聞いたので早速、単4電池駆動かつレール給電なしに改造しました。
ピントをは中心のレンズの上下にある穴に爪楊枝等を入れて回すことで調節します。このときカメラは横を向いた状態で回しましょう。
さもないとCCD面に、回転部分から出てくるダストが付着し、それが映ってしまいます。そうしたときは回し続けることでレンズが外れるため、CCD面についたゴミをはんだ吸い取り器などで除去しましょう。 それがない場合は荒療治かもしれませんが掃除機で。
種車は鉄コレの鶴見線101系です。編成数が短いほうが方向転換も容易で、フロントガラスが比較的大きいためそれにしました。
と言うわけで単4電池1本のみで電源を供給しています。苦労したところはコネクタのための圧着端子の作業でした。
予備は買いましたが、失敗を重ねて使い果たし、最終的にははんだづけとグルーガンで端子周りを固めました。 ピッチは2mmと幸いなことに千石電商で購入できました。
すると映像の安定性が飛躍的に向上します。
裏面にスライドスイッチを追加しました。ON/OFFはここで切り替えます。レールの上に置くと床下機器と同化しています…
肝心の映りについてレビューします。これはTC-9で撮影したレイアウトの一角です。
自然光や電球色では彩度が低いです。これでも一応キャプチャソフトで彩度などをいじりました。
参考までにサイバーショットWX-100で撮影した一角です。
しかし蛍光灯下ではかなり彩度は上がったのではないでしょうか。
レシーバーには大げさなACアダプターが付属しますが、単3電池4本でも一応動作します。
左下の黒い箱が電池BOXです。
6V500mAのACアダプターでしたのでダメモトでUSBバスパワーも試しましたが安定しませんでした。
ヨドバシで最も安いビデオキャプチャ(AREAの美男子の捕獲術エントリーモデル)を使用しました。
TC-9はもともと画質があまり高いものではないのでこれでも十分だと思います。ましては音声入力は使いませんし…
ただし、ソフトは「ふぬああ」を使用しています。付属ソフトよりもフリーソフトの方が使い勝手がよく、ラグはほとんど発生しません。
キャプチャ機能はもちろん動画も撮影できます!
レンタルレイアウトなどでカメラカーを走らせるときに備えて持ち出し品を車両ケースの中にまとめました(笑)
ケースは中古でホビーランドぽちで200円!収納できる車両が少ないケースにはこのような使い道がありました。

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