レイアウト製作記 10章 '12 9月〜 10月
直線部分の道路はボール紙にグレインペイント、カーブ部分はベニヤ板に直塗りしました。 とりあえず地面をジェッソでぬることに。しかし、途中でそれが空になってしまいました。
そこで、"Hearty"という軽量樹脂粘土で地面をつくることにしました。丸めてひも状に伸ばしてこねてから、ベニヤ板の上になすりつけました。

紙粘土よりは耐水性は良く、200g入りの通常サイズと50gのミニサイズがあるので試しに使ったり、途中で少し足りなくなったときに何かと便利です。 色をつけるときはアクリル絵の具を水3〜4倍で薄めて塗れば十分に色がつきます。

白と黒の絵の具で明るい灰色を作ってから明るい黄土色を混ぜて塗りました。
(使用した色はCeramcortのBLACK、WHITE、AC FLESH手芸店で購入)
TOMIXのワイドレール用の柵を使ってみました。土台は2mmのスチレンボードですが、無理矢理側面に取り付けました。
トンネルポータルでは不自然になってしまいそうでしたのでグリーンマックスのキットを組み立てました。久しぶりに組み立てましたが、昔からある製品にかかわらずちょっといい値段します…
駅周辺の建物、道路の仮置き中。道路はスチレンボードにグレインペイント直塗りでは結構歪んでしまったため、ボール紙の上から塗ることにしました。 また、電飾のためのLEDの位置も検討しました。
道路の塗装の様子です。グレインペイントでは幅が広い道路の塗装には向いていませんね(消費量が激しい意味で)。ザラザラにこだわらないならばTAMIYAの軍艦色(呉工廠)でやっても良かったと思います。つや消しだし。

歩道のパターンはこちらのサイト様から作成し、印刷して貼り付けました。(敷石/積石パターン生成)
色を塗った後の様子です。ジェッソとハーティでは同じように色を塗ってもちょっと異なってきますね…
でもしっかり緑化すれば違いも気にならないでしょう。
建物の電飾をするための基盤です。同じ値の抵抗を並列に接続したため抵抗アレーでも良かったですが、手元にあった炭素皮膜抵抗を十数本使用しました。
レイアウトと基盤の配線はコネクタで脱着できるように作りました。
配線が終わった後の様子です。1つの抵抗(1kΩ)に2本の直径5mmのLED(広角)を直列に繋ぎ、グランドはなるべく共通にして配線材の使用を減らしました。LEDはエルパラで購入しました。
そして点灯させてみました。配線不良はなく、今までの疲れが吹っ飛んだ気持でした。滑走路みたいに律儀に並べてありますが、建物の配置によるものです。
さらスーパーフィックスでバラストを固定していきました。ここで結構消費します。

最初はバラストを濡らしてから固定していましたが、肉厚に盛ってしまいやすく、厚く固定されたバラストを彫刻刀で削る修正箇所が続出しました。

途中からバラストを濡らさずそのまま撒いて、スーパーフィックスをそのまま垂らしました。界面活性剤が効いているのか、ダマにならず案外作業性は良かったです。
KATOのターフ、グラスセレクションの順で緑化していきました。写真にはありませんが土手の石垣のへりにコースターフやライケン、フォーリッジなどで生い茂った様子を再現したつもりです。
マスキングをはがし、掃除機で余分なバラストや緑化に使った材料を吸引し、レールを1500番の耐水ペーパーで磨いてからレールクリーナーを画用紙に染み込ませて拭きました。

これでレイアウト部分の工作は大体終わりました。ICE3フル編成も余裕でヤードに納まります。

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