レイアウト製作記 2章 '10 1〜4月
駅のホームにLED街灯を設置し、その配線を逃がしたりしたためこの時点からごちゃごちゃになりました。ブロックごとに分けたため、 その区画ごとに取り外しを考慮し、照明用電源のアダプターを設置しました。
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ホームの様子です。こればかりは少し凝りましたが、ここに手すりが設置されるのはずっと後のことです。LEDテープを 屋根の裏に仕込んで光るようにしましたが、12Vではさすがに明るすぎて、余っていた自作の小型パワーパックを可変電源代わりにしました。
レンガ調のプラシートを薄く溶いたアクリル塗料でレンガの境目を入れたり、薄く溶いたエナメル塗料でスミ入れしたりしてこうなりました。
これを土手の側壁にしました。軽い紙粘土で隙間を埋めていきます。
ガード下の通路はおもにグレインペイントを用い、アクリル絵具で明るい灰色を塗って落書きを消したような痕跡を再現しました。ほか、茶系のパステルを使い、 薄汚れた感じを出しました。さらにコンクリートの修復跡らしく、面相筆で線を稲妻みたく書いていきました。水が流れているさまは木工ボンドを塗って乾かしました。
けっこう実感的になり、レイアウトのお気に入りのひとつになってしまいました…
道路はここから急カーブしていきます。ちょっと無理があったかなぁ…
色といい、質感といい、レンガの側壁ではやっぱりイギリス風になってしまいました…
この部分はポータルを含めてVollmerの製品を秋葉原のポポンデッタで買いました。
さすがにここでは建物なんて買えなくて、このようなパーツ を中心にお世話になりました。左に少し見える部分は片面ダンボールに竹串を入れて補強し、石目調のスプレーを吹きかけて仕上げました。
さらに側壁もう一面。3mmのスチレンボードのこのようにカットして、裏から厚紙を貼り付けてからまた石目調のスプレーを使いました。
色はその上からアクリル絵具で塗っていきました。線路の隙間は厚紙で埋め、そこにバラストを撒いていきました。
KATOのバラストを使いましたが、あらかじめ水で湿らせてから撒くとボンド水を垂らしたときにダマにならなくて作業がしやすいです。
線路にかかる橋です。TOMYTECの橋を使いました。橋桁と車両は擦れ擦れです…が、一応2階建て車両も通過できました。
レンガの部分はまたもやTOMYTEC製品です。
ガードつき線路がかかる部分は、このように厚紙の上にTOMYTECのコンクリート擁壁をカットして貼っていきました。
窪みは架線柱に当たる部分です。
こんな感じになりました。ガードのそばに擁壁もちょっと違和感がありますが…細かいことに気をとられたら 作業がはかどりません。
以前のレイアウト計画のために買ったものですが、その計画が無くなり、ここで活用されることになりました。
地面は最初、軽い紙粘土でベニヤ板に伸ばすように作っていきました。水で薄く溶いた水彩アクリル塗料と相性が悪く、すぐにべちゃべちゃになり、 それが乾いてからでないと次の色を塗り重ねられませんでした。色が塗り終わり、ボンド水をあらかじめ緑化させたい部分を垂らしてからターフやモーリンのグラスセレクションを茶漉しで撒いていきました。 土手の周りはTOMIXのプラスターを紙コップに溶いて使用しました。刷毛で塗るような感じです。 道路にはグレインペイントの前にジェッソという画材を使い、白色を出し、かつ木目がなるべく出ないようにしました。
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道路は基本グレインペイントで、白線にあたる部分はマスキングをして平筆で塗っていきました。塗料が乾燥するとスチレンボードがゆがんでしまい、ずっと後になってから蓋としての機能を捨ててゴム系接着剤で固定しました。
歩道(広場)のタイルはプリンターで印刷したものをスティック糊で固定しました。
紙粘土の反省を踏まえ、これからの地面はジェッソ サンディという画材を使用しました。 大きめのハンドクリームほどの大きさの容器で1500円くらいだったと思います。直接筆でベニヤ板などに塗り、乾くとザラザラな地面が出来上がります。プラスターより手軽でしょう。 なめらかな地面が出来るタイプもあります。
踏み切りも製作してみました。警報、遮断機はありませんが、赤外線LEDとフォトトランジスタで車両を検知する仕組みです。
センサーがちょっと大きくなり、いささか不自然な感じがしますが、動作のためですから仕方がありません。いままで何人かの友人がこのレイアウトを見に来てもこれを怪しむ人はいませんでした。
踏み切りについて詳しくはこちら

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